がん治療支援(緩和)科
HOME > 診療科・部門 > 診療科:がん治療支援(緩和)科
当科は『がん』と診断された患者さんやそのご家族が、苦痛や不安を和らげながら治療を継続できるように支援する診療科です。
診療科長あいさつ
児山 香Dr. Kaori Koyama
当科は平成29(2017)年4月より開設された科です。
現在わが国においては、男性、女性ともに、おおよそ2人に1人が一生のうちにがんと診断され、男性ではおおよそ4人に1人、女性ではおおよそ6人に1人が、がんで死亡するとのデータが示されており『がん』という疾患はかならずしも人ごとではありません。
当科では『がんと診断された時から緩和ケアがはじまる』を実現することを目標にがんのすべての時期の患者さんに対して医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床心理士、理学療法士、MSWなどチームの力で、全力で支援させて頂きたいと思っております。
私たちは、チーム力は1+1=2以上の力が発揮できるものと信じております。
診療方針と特徴
1) がん治療が継続できるようなサポートをします
- 手術を受けられる患者さんの栄養、リハビリテーションの強化
- 化学療法や放射線治療が継続できるような副作用に対するサポート
2) がん治療の有無にかかわらず、身体的苦痛(痛み、悪心・嘔吐、呼吸困難)や
精神的苦痛(不安、心配事、心のつらさ)のサポート
- 痛みやその他の症状コントロール、精神面のケアなど
外来は月曜、火曜、水曜、木曜の午前中です。
病床は8床にて対応可能です。
主な対象疾患
原則、がんと診断されたすべての症例
診療科の実績
初診時の紹介内容
令和5(2023)年度
疼痛管理(メサペイン導入あり) |
---|
疼痛以外の身体症状 |
抗がん治療の副作用対策 |
術前栄養リハビリプログラム |
緩和的放射線療法目的 |
志をともにする医師を募集
当科は本当に始まったばかりの診療科です。
がんの周術期管理から疼痛をふくめた身体的ケア、また精神的ケアなど、一緒に勉強しながら診療していく医師を募集中です。
興味のある先生は是非、ご連絡ください。
病院代表窓口(総務グループ)
E-mail:Please enable javascript