脳神経外科
遠藤 俊毅
診療方針と特徴
仙台市内、宮城県内の各施設と連携し、患者さん中心で最新の医療を提供します。
近年、脳腫瘍、三叉神経痛、顔面けいれん、脊髄脊椎疾患の手術が増えております。
当科の役割
当科の役割は大きく3つに分けられます。
1つ目は多賀城市、塩釜市を含む仙台市の東側あるいは北側の地域医療の充実です。脳神経疾患全般にわたり最新の治療を提供します。急性期脳卒中患者に対応できる脳卒中ユニット(stroke care unit:SCU)の開設も準備中です。
2つ目は学生教育・研修医教育を通じた地域医療に貢献できる医師の育成です。それぞれの医師が地域医療の現場で神経救急患者、脳卒中患者の初期診療に携わることを想定し、問診、神経診察、画像診断能力の向上をはかります。
3つ目は将来を担う脳神経外科医師の育成です。近年の脳神経外科医療は過渡期にあります。特に、脳卒中疾患に対する脳血管内治療症例数が急増したことにより、若い医師が直達手術を執刀する機会が減っています。当科では脳あるいは脊椎脊髄疾患への直達手術を、指導医の監督のもと、若手医師により多く経験してもらっています。これにより、すべての脳神経外科手術に必要な顕微鏡下での手術手技の習得を促進する環境を整えています。もちろん、手技のみならず、診断能力や判断能力を鍛え、患者さんあるいはそのご家族や病院スタッフから信頼される脳神経外科医の育成に努めています。

主な対象疾患
| 脊髄腫瘍 | 脊髄血管障害 |
| キアリ奇形・脊髄空洞症 | 脊椎変性疾患 |
| 脳腫瘍 (髄膜腫、聴神経腫瘍) | 頭蓋底腫瘍 |
| 片側顔面けいれん | 三叉神経痛 |
| 脳卒中 (くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞) | 未破裂脳動脈瘤 |
| 脳動静脈奇形 | 海綿状血管腫 |
| 頭部外傷 | 水頭症 |
| 成人二分脊椎症 |
など
診療科の実績
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
|---|---|---|---|
| 入院総数 | 214件 | 237件 | 272件 |
| 手術総数 | 159件 | 223件 | 225件 |
| 観血手術 | 140件 | 199件 | 188件 |
| 脳腫瘍 | 31件 | 38件 | 32件 |
| 脳動脈瘤クリッピング | 11件 | 9件 | 7件 |
| 脊椎脊髄手術 | 39件 | 82件 | 78件 |
| うち脊髄腫瘍 | 21件 | 28件 | 35件 |
| 血管内手術 | 19件 | 24件 | 37件 |
| うち脳動脈瘤 | 1件 | 9件 | 4件 |
| 微小血管減圧 | 9件 | 18件 | 14件 |
教育内容と特徴
医学部教室名称
脳神経外科学
取得可能な資格
- 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
- 日本脊髄外科学会 脊椎脊髄外科専門
- 日本脳卒中学会 脳卒中専門医
- 日本神経内視鏡学会 技術認定医
- 日本脳卒中の外科学会 技術認定医
- 日本脳神経血管内治療学会 専門医
志をともにする医師を募集

患者さんを診療するにあたっては何を基準に診療方針を考えたらよいでしょうか。我々は患者さんを自らの家族と同様に思い、診断・治療にあたる医師を募集しています。そのためには常に最先端の知識・技術を得ることに努力し、必要であれば様々な施設と連携し、最先端の技術を開発・提供することが必要です。我々の教室はできたばかりですが意欲に満ちています。是非、共に未来の脳神経外科を作りましょう。
病院代表窓口(総務グループ)
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