外来化学療法センター
下平 秀樹Dr. Hideki Shimodaira
平成28(2016)年に当院が東北医科薬科大学病院となる以前から、外来化学療法室においてがん薬物療法と生物学的製剤による治療が行われてきました。平成30(2018)年1月より外来化学療法センターとして整備され、院内の外来化学療法を適正に管理し、安全に実施する組織として機能しております。
外来化学療法室は平成30(2018)年2月に院内で拡張性の高いスペースへ移転し、平成31(2019)年4月より9床から15床への増床が実現しました。
看護師によるオリエンテーションや薬剤師による服薬指導のための相談室が設置され、待合室が拡張されテレビが設置されるなど、少しでも快適に治療が受けられるように設備面も改善してきております。
また、増床に伴いスタッフも増員されており、日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医、日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師、日本看護協会 がん化学療法看護認定看護師、日本看護協会 がん性疼痛看護認定看護師など多職種の専門性の高いスタッフによるチーム医療が行われています。
がん薬物療法レジメン審査委員会、キャンサーボードの開催にも携わっており、診療科横断的な院内のネットワークの整備に貢献しています。
また、外来化学療法ニュースレターを発刊するなど、登録医の先生方や近隣の市民の方々に広報活動も行っております。質の高いがん薬物療法が安心して受けられるよう今後も努力して参りますので、よろしくお願い申し上げます。
がん薬物療法レジメン
がん薬物療法レジメンの公開について
東北医科薬科大学病院のがん化学療法レジメン審査委員会で審査・承認されたレジメンについて、保険薬局との連携強化による質の高い医療の提供を目的として公開するものです。
その他の目的では使用しないでください。投与量や投与スケジュールは患者さんの状態によって変更になることがあります。