診療科紹介
病理診断科

当科では、生検組織、手術切除組織、細胞診検体に対する病理診断および病理解剖を行なっています。
診療科長あいさつ
当院の病理診断科は昭和61(1986)年病理部としての開設から病理診断を担当してきました。平成28(2016)年4月に病理診断科と呼称が変更され、現在、病理診断科には常勤病理医2名、非常勤病理医数名、臨床検査技師5名(いずれも細胞検査士)が所属し、年間5,300件ほどの組織診断、400件ほどの術中迅速診断、3,000件ほどの細胞診断を行っています。
適切な医療を提供していくうえで、病理診断は病院機能の重要な項目の一つにあげられます。
今後は医学部附属病院の病理診断科として、各診療科ごとのより専門性の高い症例の病理診断の依頼が増加することと考えられます。
これからも各診療科と密に連携をとりながら病理診断業務を担当していきたいと思います。

村上 一宏Dr. Kazuhiro Murakami
診療方針と特徴
正確で速やかな病理診断に努めています。
診断の難しい症例に関しては、東北大学医学部病理部や病理学会などへコンサルテーションを行うなどし、診断の質の維持に努めています。
近隣医療機関の病理診断の委託に応じていますが、今後その範囲を広げることも考えています。
主な対象疾患
各診療科の病理診断依頼全般に対応しています。
診療科の実績
病理診断件数 平成31年度/令和元年度(2019年度)
組織診断 | 5,276件 |
---|---|
術中迅速診断 | 410件 |
細胞診断 | 2,835件 |
教育内容と特徴
医学部教室名称:病理学
研究テーマ
- トランスレーショナルリサーチを意識した
ステロイドホルモンと腫瘍の研究
教育方針
医学教育については、基礎病理学の講義、実習を病理学講座の教官とともに担当します。
取得可能な資格
新専門医制度における病理専門医取得のための研修については、東北大学の連携施設として指導を行ないます。
志をともにする
医師を募集
今後の病理診断依頼件数の増加、業務内容の拡充に応じ、医師の増員が望まれます。
平成31(2019)年4月の新大学病院棟使用開始後、依頼件数がとくに増加することと考えられます。
また、各科の臨床・病理カンファランス開催の希望に応えたいと思います。
詳細は、以下のメールアドレスに診療科を明記の上お問い合わせください。
病院代表窓口(総務グループ)
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