血液浄化療法部
森 建文Dr. Takefumi Mori
平成29(2017)年3月より透析ベッド数7床で診療業務を開始した透析室ですが、平成31(2019)年4月より血液浄化療法部として組織改訂され、東北医科薬科大学若林病院との連携も強化した広域な診療体制が整えられました。
昨年度の実績としては、年間のべ2,708回に上る血液透析を行い、他の診療科を含めた重篤な腎不全患者の体液管理、新規血液透析の導入(腹膜透析を含む)、種々のアフェレシス療法(PE、DFPP、CART、G-CAP等)に及ぶ幅広い診療業務を行ってきました。
透析装置はOn-line HDFが施行可能な最新機種(DBB-100NX)を配備し、ベッドサイドモニタ(心電計、酸素飽和度計、血圧計)、循環血液量(BV)モニタ、レーザ血流計などの患者監視機器の充実を図って、医療機器管理業務および水質管理業務にも注力しています。
スタッフは専任の腎臓内科医を中心に、腎(関連)混合病棟に勤務する看護師、透析業務に精通した臨床工学技士、管理栄養士、ソーシャルワーカーとの綿密な連携のもと、協調した診療体制を構築しています。
また、同じフロアー内に患者さんの入院病棟、腎臓病外来、透析室が併設されているのも特徴です。
今後も、地域医療における基幹部門として、より多くの患者さんから信頼を得られるように安全・安心な医療の提供に尽力していきます。
血液浄化の詳細は「腎臓内分泌内科 独自Webサイト」 をご参照ください。
スタッフ紹介
腎臓内分泌内科 | 森 建文 |
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腎臓内分泌内科 | 木村 朋由 |