センター紹介
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業務内容
ご相談
当院「相談支援センター/がん相談支援センター」が窓口となっております。初めに、患者さんの病歴などの情報を収集させていただきます。
また医療機関からのご相談の場合には紹介状などの文書を作成していただきます。
その後、いただいた情報をもとに、週1回の院内カンファレンスにて対応について協議させていただきます。
後日、担当者から受診日などについてのご連絡をさせていただきます。
尚、急性期の患者さんで回復期リハビリテーション対象の患者さんにつきましては、回復期リハビリテーション病院をお勧めする場合があります。
評価・診断
複数回の外来通院もしくは短期入院の形で行います。診察、検査(脳MRI検査、脳血流シンチ検査、脳波検査)、リハビリテーション部スタッフによる神経心理学的検査を組み合わせて評価を行います。
脳のどの部位に異常があるのか、脳のどのような機能が損なわれているのかについて検査します。
その上で、「高次脳機能障害」に該当するかについて確認いたします。
ご説明
患者さん、ご家族に検査結果をお伝えします。
どのようなことが問題で、どのように日常生活や職場において対処していくべきかについてご説明します。
支援についてのご相談
どのようにして社会復帰を目指したらよいかについてご相談していきます。
対応は、個々の患者さんによって異なります。
就労に関連したご支援においては、障害者職業センターや就労支援センターなどと連携を図りながら、適切な方法についてご相談させていただきます。また復学に関連したご支援においては、学校など教育現場との情報交換も行います。なお、地域の保健福祉事務所、市町村窓口などの行政との連携の仕方についてもご案内いたします。
さらに利用可能な社会福祉制度についてもご案内いたします。精神障害者保健福祉手帳は、高次脳機能障害により日常生活や社会生活に制限がある場合に申請することのできる手帳です。
その他、身体障害者手帳や療育手帳(知的障害児・者の手帳)などの手帳が利用できる場合にはご案内いたします。
また、障害者総合支援法や介護保険制度などの制度についてもご案内いたします。
期間
短期入院評価 2週間程度
外来通院評価 1カ月~3カ月程度
その後
評価・診断後は、なるべくご紹介いただきました医療機関で診ていただけるように手配させていただきます。
地元の行政・福祉・医療機関をご利用頂けるように工夫して参ります。