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放射線科

特色・取り組み

X線撮影検査

X線を利用する検査としては最も一般的な検査で、レントゲン撮影、単純撮影ともいわれます。胸部や腹部の状態、骨・関節の状態を見たい時などにX線を利用して撮影する検査です。撮影する範囲に金具やプラスチック、厚手のプリント柄などがある場合は、検査着に着替えていただく場合があります。撮影中は部位や目的により呼吸の合図に合わせていただく場合があります。ご協力をお願いいたします。
また、病棟や手術室などで撮影できるように移動可能な回診用X線撮影装置があります。患者さんが検査室へ移動できない場合や感染症の拡散防止が必要な場合などに装置を移動させて撮影します。

X線撮影検査
マンモグラフィ検査

マンモグラフィとは乳房のX線撮影のことで、専用のX線装置を用いて撮影します。
乳房は立体的で、そのまま撮影すると脂肪や乳腺の重なりで病変が隠れてしまうことがあるため、板で圧迫し、薄く伸ばした状態で撮影します。乳房を薄くするほど、被ばくが減り、鮮明な画像を撮影することができるため、検査を受けられる方のご理解、ご協力が大切になります。痛みを伴いますが、技師がすぐ近くで声をかけながら操作し、個人個人に合わせた設定を行います。撮影はすべて女性技師が担当しています。検査について不安がある場合は、検査前に詳しく説明いたしますので、気軽にお申し出ください。

マンモグラフィ検査
X線透視撮影検査

人体を透過したX線をTVモニタに映してリアルタイムで見ることをX線透視といいます。
胃部透視検査(胃のバリウム検査)が有名で、造影剤(バリウム)を使って、食道、胃、十二指腸などの形態、粘膜の状態を見ながら検査します。
一般的なX線撮影と異なり、透視検査では連続的に観察できるため、さまざまな検査や処置の補助的役割としても用いられています。

X線透視撮影検査
骨密度検査

骨密度とは骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類が骨にどれくらいあるかを表すもので、骨の強さを表す指標です。
当院では微量なX線をあてて骨密度を測定するDEXA法という方法で検査をしています。超音波を用いた装置と比べて精度がよく、より正確な測定が可能となっています。下着などの金属類、ボタン、湿布など検査に影響のあるものははずしていただき、装置の検査台に寝て検査をおこないます。検査中は息を止める必要はありませんが、動かないようにしていただきます。検査は痛みもなく、10~20分程度で終了します。

骨密度検査
CT検査

CTはComputed Tomography(コンピュータ断層診断装置)の略で、X線を利用して身体の断面像や立体像を得るための装置です。そのため、1枚のレントゲン写真より情報量が多く、詳細な診断ができます。
CT検査には造影剤を使用しないで検査する単純CT検査と、造影剤を使用する造影CT検査があります。単純CT検査だけでは診断が難しいことがあるため、病変をわかりやすくする目的で、造影CT検査をおこないます。造影剤の使用については医師が必要に応じて決めさせていただきます。

CT検査
MRI検査

MRIはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略で、狭いトンネル状の装置の中に入っていただき、強い磁石と電波によって身体のさまざまな方向の断面を画像にする検査です。
金属などの影響を受けやすいため、体の内外に金属類がないかなど検査の前に詳しく確認させていただきます。CT検査とは異なり、X線を使わないため被ばくの心配はありません。一度の検査で何種類も画像を得るため、検査時間が20~60分程度と長いのが特徴です。ほとんどにおいてベッドにあお向けに寝た状態で検査を行いますが、検査内容によっては、うつ伏せや横向きに寝て検査を行う場合があります。検査中は装置から大きな機械音がするため、あらかじめヘッドホンや耳栓を装着していただくことがあります。また、動きに弱い検査のため、体を動かさないようにご協力をお願いいたします。CT検査と同様に、より詳しい検査を行うために医師の判断で造影剤を使うことがあります。

MRI検査

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