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病院長あいさつ

 東北医科薬科大学若林病院は、昭和54年(1979)仙台市若林区の現在地に設立された東北逓信(ていしん)病院を源流としています。NTTの前身である日本電信電話公社(電電公社)の社員のための職域病院でしたが、翌年には一般市民の病院となりました。電電公社の民営化に伴いNTT東北病院となり、震災時も含め長い間地域の市民の健康を支えて来た病院です。6年前に東北医科薬科大学医学部開設時に、本学の附属病院となりました。当初は発足間もない東北医科薬科大学病院(宮城野区福室の本院)の機能が充足するまで、縁の下の力持ちを担いました。そして本年(令和4年)3月初めての医学部卒業生90名が、医師として期待に胸を膨らませ各地に旅立ちました。

 私は平成28年の医学部発足時に医学部教員として着任し、内科学第二(糖尿病代謝内科)教室および福室本院糖尿病代謝内科において、糖尿病、肥満、脂質異常症など代謝疾患を中心とする内科診療を担当し、学生教育、若手医師の育成に努めて参りましたが、それ以前の約20年間は仙台厚生病院、東北労災病院など基幹病院に勤務しておりました。本年4月、阿部達也先生の後任として若林病院病院長を拝命しましたが、糖尿病医療で最も困難とされる糖尿病性腎症の治療法開発をライフワークとしているような、根っからの臨床医です。

 当院は医学生・薬学生の教育を担う活気ある医学部付属病院であり、若林区唯一の総合病院です。仙台市若林区、太白区、名取市の市民の皆さまの医療と健康と安心を担う、地域の中心的病院として、お近くのクリニックの先生方と連携し地域医療を充実させて参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

若林病院
病院長 赤井 裕輝

病院長 赤井 裕輝
Dr. Hiroaki Akai

<略歴>
昭和54(1979)年
弘前大学医学部卒業
昭和60(1985)年
東北大学大学院医学研究科修了 医学博士
昭和62(1987)年
米国国立衛生研究所(NIH)客員研究員
平成 2(1990)年
東北大学医学部第三内科 助手
平成 6(1994)年
仙台厚生病院 糖尿病代謝科部長
平成15(2003)年
東北大学医学部糖尿病代謝科 臨床教授(併任)
平成16(2004)年
仙台厚生病院 副院長
平成19(2007)年
東北労災病院 副院長
平成28(2016)年
東北医科薬科大学糖尿病代謝内科 病院教授
平成30(2018)年
東北医科薬科大学医学部内科学第二 教授
令和 4(2022)年
東北医科薬科大学若林病院 病院長

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