看護部長加藤 千佳子

当院は仙台市若林区唯一の総合病院であり、健診センター、透析センター、急性期病棟、回復期リハビリ病棟などの機能を有しています。

地域で暮らす人々がより健康的な生活を送ることができるよう、根拠に基づいた専門性の高い確かな知識と技術で、安全安心な医療・看護を提供します。少子高齢化の加速や医療の高度化に伴い、社会のニーズが複雑多様化するなかにおいても、患者さんの意向や価値観を大切にし、患者さんが「自分らしく生きる」ことを支える看護を目指し実践しています。

職員の育成につきましても、互いに尊重し合い、活発な多職種連携のなかで「豊かな人間性」を育みながら、専門職として共に成長し続ける組織にしていきたいと考えています。

また当院は長年にわたり、地域の人々や関連施設の職員の方々とふれあう機会をつくり、様々な取り組みを実施してきました。これからも「顔のみえる、心が通い合う関係づくり」を継続し、地域の皆さんと共に地域医療の質向上に貢献していきます。

さらに2016 年、東北医科薬科大学医学部開設時に附属病院となり、東北医科薬科大学病院と共に教育機関としての一端を担うことになりました。これまで以上に、将来医療を担う人材の育成や研究により臨床看護の知を創造し、活用していくことができるよう推進していきます。