患者さんへ 病院長より新年のごあいさつ
2026.01.05
新年にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
2025年は戦争や政治的な混乱、度重なる災害など、不安を感じる出来事が続いた一年でした。災害に遭われた皆さまが、一日も早く穏やかな生活を取り戻されますよう、心よりお祈り申し上げます。
一方で、大阪大学 坂口志文特別栄誉教授のノーベル生理学・医学賞受賞は、希望を感じるニュースでした。免疫の過剰反応を抑える「制御性T細胞」に関する研究は、自己免疫疾患や臓器移植、がん免疫療法など、医療の未来を大きく変える可能性を秘めています。私たちもこの知見に学び、患者さんに安全で質の高い医療を届けたいとの思いを一層強くしました。
現在、医療を取り巻く状況は決して良くありません。人件費や医療材料費の高騰により、医療機関の経営は非常に厳しい状況にあります。それでも、私たち職員は、一人ひとりが笑顔で働ける安定した職場環境の維持が、患者さんへの最良の医療の提供につながることと信じています。働き方改革や近年課題となっているペイシェントハラスメントへの対応についても、皆さまのご理解とご協力をお願いしながら、しっかりと取り組んでまいります。患者さんやご家族との信頼関係を大切にして、より良い医療環境を共に守っていけたら幸いです。
2026年が皆さまにとりまして、健康で笑顔あふれる一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年も職員一同、思いやりの心を込めて努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
2026年1月
病院長 佐藤 賢一
