お知らせ
総合防災訓練を実施しました
2025年9月6日(土)に総合防災訓練を実施しました。
この訓練は大規模地震による多数の負傷者が発生したことを想定し、災害時の組織体制の機能と実効性を検証することを目的として、毎年度実施しているものです。
今年度は新たな取り組みとして、午前と午後の2部制で実施しました。
午前は長町利府断層地震による震度6強の揺れを想定し、災害対策本部と臨時の診療部門を設置して多数の模擬患者を受け入れ、トリアージや処置、院内で発生する課題への対応を実施しました。午後は内閣府が主催する大規模地震時医療活動訓練と連携して八戸沖M9の地震・大津波を想定し、県外からのDMAT(災害派遣医療チーム)や近隣医療機関とともに、転院搬送や受援体制の確認を行いました。
訓練には職員約150名に加え、学生ボランティア、仙台市消防局、県外のDMATなどが参加し、実践的な対応を通じて課題や改善点を共有しました。
本院は今後も地域の災害医療を担う病院として、関係機関との連携を一層強化し、災害発生時の体制の充実に努めてまいります。