お知らせ
総合防災訓練を実施しました
令和6(2024)年9月7日(土)に、今年度の総合防災訓練を実施しました。
今回の訓練では、震度6強の地震で多くの傷病者が発生している状況を想定し、「多数傷病者受入れ訓練」および「災害対策本部机上訓練」を並行して実施しました。「多数傷病者受入れ訓練」ではトリアージ、診療、記録、搬送等の担当に分かれ、来院する多数の傷病者への迅速な対応を訓練しました。「災害対策本部机上訓練」では、災害対策本部の指揮系統の確立方法や病院としての対応方針を決定する手順などを確認しました。
当日は訓練を運営する災害対策・BCP委員会メンバーを含めて約180名の当院職員と本学医学部生のボランティア7名が参加した他、宮城野消防署の救急隊1隊が模擬患者の搬入にご協力くださいました。訓練終了後には参加者全員で反省会を行い、参加者からは、「コミュニケーションの重要性を実感した」「日頃からの備えが大切」という感想や、災害時の診療環境改善の提案などが聞かれました。
いつ起こるかわからない災害時にも災害拠点病院としての責務を果たせるよう、今後も災害対応体制の強化に取り組んでまいります。