感染症内科
遠藤 史郎
診療方針と特徴
感染症内科は、様々な感染症に対して診断を下し、適正な抗菌薬治療を行う、もしくは、その支援を行う部門になります。
原因菌が比較的はっきりしている疾患群はもちろんですが、原因不明の発熱や下痢、発疹などを呈する患者さんの診断や治療介入も行います。また、臓器横断的な部門であり、すべての診療科に関連しています。また、ワクチンによる予防や薬剤耐性菌への対策も重要なテーマとなっています。
私たちは、いち早くリスクのある薬剤耐性菌やウイルスの存在を察知して、また不適切な抗菌薬使用を是正し、新たな感染症の発生や伝播を防ぐことを目的としています。これらは、病院の安全管理としてもきわめて重大な任務といえます。

主な対象疾患
| 菌血症・敗血症 | 難治性・耐性菌感染症 |
| 新興・再興感染症 | 輸入感染症 |
| 性感染症 | 日和見感染症など |
診療科の実績
2024年度
| コンサルテーション件数 | 260件 |
|---|---|
| AST介入件数 | 481件 |
| 血液培養介入件数 | 284件 |
| 薬剤耐性菌介入件数 | 253件 |
ワクチン外来実績
| 接種件数 | 420件 |
|---|---|
| 対応ワクチン名 | A型肝炎(エイムゲン)、B型肝炎(ビームゲン)、RSウイルス(アレックスビー筋注用)、おたふく(乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン「タケダ」)、狂犬病 (狂犬病:ラビピュール筋注用)、三種混合(トリビック)、子宮頸がん(シルガード9水性懸濁注シリンジ)、髄膜炎菌(メンクアッドフィ筋注)、二種混合(DTビック)、日本脳炎(ジェービックV(成人))、肺炎球菌(ニューモバックスNPシリンジ、プレベナー20水性懸濁注)、破傷風トキソイド(沈降破傷風トキソイド「生研」)、風しん(乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」(成人))、麻しん風しん(ミールビック(成人・小児1期))、新型コロナウイルス(コミナティ筋注シリンジ12歳以上用、ダイチロナ筋注、ヌバキソビッド筋注)、水痘(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、帯状疱疹(シングリックス筋注用)、麻しん(乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」(成人)) |
上記以外でも対応可能な場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。
また、集団発生への対応は院内のみならず状況に応じて院外も含め幅広く行っています。
教育内容と特徴
医学部教室名称
感染症学
取得可能な資格
教員は日本内科学会 専門医、日本感染症学会 専門医・指導医、日本化学療法学会 抗菌化学療法指導医、日本臨床微生物学会 認定微生物医、ICD制度協議会 Infection Control Doctorなど感染症に関連する様々な資格を有しており、日本感染症学会の専門医取得施設に認定されていますので、感染症関連領域での資格を取得することが可能です。
志をともにする医師を募集
当科では感染症の基本的な考え方を診断から治療まで体系的に学べるように指導します。さらに、院内感染制御に関する基礎から集団発生対応まで学ぶことが可能です。感染症の診療経験や感染制御活動の経験は問いませんので、気軽に見学にいらしてみてください。また、2023年より本学に大学院も開校しました。感染症の領域で学位取得も可能です。現在、3名の大学院生が感染症の研究に取り組んでいます。当科では短期の研修(週単位でも)や定期的(週1回など)な研修にも対応しています。感染症はどの診療分野でも、どこの地域でも、医療機関の規模や形態に関わらず発生します。当科での学びは必ず先生方のスキルアップにつながります。ご興味のある方は、ぜひ気軽にご連絡頂ければと思います。
病院代表窓口(総務グループ)
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