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医学部生による臨床実習が始まります

19.10.11 お知らせ

東北医科薬科大学病院および若林病院では、令和元年(2019年)10月より、本学医学部4年生による臨床実習が始まります。

医学生たちは、東北地方の医療に貢献したいという志を抱き本学に入学し、入学後3年半に渡り「基礎医学」から「臨床医学」を学んできました。そして医療系大学間共用試験という、医学的知識および診察方法や態度を問う全国統一の試験に合格し、臨床実習を行う能力と資格があると認定された上で16ヶ月間におよぶ臨床実習に参加します。

この臨床実習では、単なる技能の習得ということにとどまらず、「患者・家族および他の医療スタッフと対等な人間関係を構築し、患者の考えや患者を取り巻く社会的環境に思いを致し、円滑なコミュニケーションをとれる。」ことを達成目標のひとつとして掲げております。その目標を達成し「良き臨床医」を養成するための第一歩となる臨床実習では、本院ならびに若林病院で治療を受けられている患者さんたちとの関わり合いが最も大切になります。

医学生たちは診療チーム・主治医の一員となり、指導医と一緒に診療に参加します。

医学生たちは、患者さんのお言葉からも非常に多くのことを学ぶはずですので、どうぞ積極的に医学生にお声がけください。指導医たちは、患者さんの安心・安全を確保しつつ学生の指導を行うとともに、最善の医療を提供できるように、より一層努めてまいりますので、この臨床実習へのご理解ご協力をお願い申し上げます。

統括病院長 近藤 丘 
若林病院長 阿部 達也
医学部長 福田 寛 

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