情報公開
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臨床研究等に関する情報公開
(※オプトアウトを行っている研究を含む)
※患者さんの検体・情報を用いて行う臨床研究を行う際は、口頭または文書にて同意を取得します。
ただし、患者さん・一般の方への侵襲や介入を行わず、診療情報等のみを用いる研究や残りの検体を用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。これをオプトアウトと言います。
2024年度以降については、以下で公開されております。
委員会議事録要旨
重大な不適合の公表について
臨床研究を実施する際には適用される法律や指針及び研究実施計画書等を遵守し進めなくてはなりません。
それらに規定される事項について守られなかった場合は“不適合”とされ、その内、倫理的妥当性及び科学的合理性が著しく損なわれるような場合には“重大な不適合”として公表することが求められています。
(「臨床研究法施行規則の施行等について(令和4年3月31日改正、医政経発0228第1号、医政研発0228第1号)」より)
当院で実施する臨床研究で生じた重大な不適合
現在、当院で発生した「重大な不適合」は以下のとおりです。原因、発生状況等を検討し、再発防止対策を講じて参ります。
研究課題名 | メトトレキサートの効果が不十分な関節リウマチ患者におけるフィルゴチニブ追加とフィルゴチニブへの切替の有効性と安全性に関する多施設共同ランダム化比較試験(FAITHFUL Study) |
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不適合の内容 | 本研究の「研究実施計画書」に規定される「中止基準 “試験治療を連続して28日以上中断した場合”」に該当していたが、研究参加を継続されていた。 |
発生理由 | 研究担当医師、担当CRCの「研究実施計画書」の「中止基準」に関するの誤認・理解不足 |
発生・対応状況等 | 本研究の参加同意を研究対象者より取得後、当該研究の“試験薬”と併せて使用する必要がある“併用薬”による治療(研究)が開始された。その後、研究対象者より身体症状の訴えがあったことから試験薬が度々休薬されたが改善がみられず、“併用薬”を休薬したところ身体症状の改善がみられた。併用薬は中止とされたが試験薬の投与は継続できていることから研究が継続され、結果的に「中止基準」に抵触することとなった。 |
再発防止策 |
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