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総合診療科

患者様へ

総合診療科は、令和4年4月1日に新設されました。
患者様が来院時に①どの科を受診したら良いかわからない、②原因不明の熱がある、食欲がない、倦怠感がある、体が浮腫む、疲れやすい、体重が減ったなど特定の臓器に絞られない症状がある、③関節が痛む、息が苦しい、動悸がする、物忘れが気になる、生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、肥満)が気になる、夜間いびきをかくなどといった複数の臓器にわたる疾患、複数の訴えがあるような方は総合診療科にご相談下さい。
当科で精査を行い治療致します。または、適切な診療科へご紹介致します。

ご紹介いただく先生へ

当科での対応疾患と症候:

  • 〇不明熱、倦怠感、食欲不振、胸痛、腹痛、浮腫、頭痛、貧血、関節痛・筋肉痛、
    皮疹など
  • 〇生活習慣病の管理とそれらによる虚血性心疾患、CKD、抹消動脈疾患などの管理
  • 〇心電図異常、心雑音、血管雑音、心臓弁膜症、
    心不全管理などの循環器一般診療と心機能評価
  • 〇睡眠時無呼吸の診断とCPAP導入(要予約)
  • 〇感染症全般
  • 〇認知症スクリーニング、高齢者医療(要予約)
  • 〇プライマリー全般(当院外来は高校生~高齢者カバー)
  • 〇原因不明の病態、検査値異常

初期研修医、専攻医の皆さんへ

 東北医科薬科大学若林病院は、東北医科薬科大学病院の協力病院になります。病床数127床の中規模病院として主に仙台市若林区の医療を担っています。当総合診療科は、2022年の4月に開設したばかりで日が浅いものの、地域中核病院の診療科として若林区の地域医療に貢献することを目指しています。
 中規模病院のメリットを最大限に活かし、外来は分類不能の患者さんからCommon diseaseまで、希少疾患に対する酵素補充療法などの特殊な治療も行っています。当科は入院病床を有しており、入院精査・治療・退院・退院調整・在宅医療の流れを学ぶことができます。昨年実績は下記スライドのようになっていますが、2023年4~5月の2ヶ月で新入院は60名を越えました。このように症例が豊富なため初期研修で経験すべき症例や内科専門医に必要な症例数を経験することが可能です。豊富な新患症例を指導医と一緒に診療し、ディスカッションすることで臨床推論、身体診察を学ぶことができます。
 2023年は、応需率を上げるため救急を強化し「総診・救急」として診療の枠を広げています。また、消化器内科と合同のカンファレンス、病棟回診を行うことで消化器診療を学べます。また指導医は、循環器専門医、腎臓専門医の資格を有しており、これらの領域症例についても学ぶことができます。

2022年度の実績を示します。

2022年度の診療実績:常勤3名、総合診療科の創設期でした。

2022年度の実績
次に2022年、総合診療科専攻医1年目医師が経験した実績を示します。
2022年度の実績

以上のように3か月間で多彩な症例を経験できています。

担当医スケジュール一覧

担当医スケジュールは外来担当一覧ページよりご確認下さい。

外来担当一覧

診療時間・お問合わせ