研修の概要
プログラム責任者:
卒後研修支援センター センター長 柴田 近
卒後研修支援センター副センター長 室谷 嘉一
卒後研修支援センター センター員 酒井啓治
2020年度募集人数:30名 (参考:2019年度募集定員 24名)
在籍研修医:1年目 15名、2年目 6名[2020年4月1日現在]
研修目標
医師免許取得後の初期2年間で、東北医科薬科大学病院において学修成果基盤型の研修を行いながら、社会的ニーズに適合した全人的医療が実践できる臨床医師に必要な知識、技能、態度の基礎を確立することを目的としています。
到達目標
- 臨床医師としての基本的素養を身につける
- プライマリーケアの素養を身につける
- 救急医療・地域医療における基本的医療行為を身につける
- いついかなる局面においても動じない診療スタイルを身につける
研修協力病院・施設
- 東北医科薬科大学 若林病院(内科、外科、産婦人科、一般外来)
- 東北大学病院(外科、産婦人科、精神科、救急科他)
- 仙台医療センター(小児科、産婦人科)
- 仙台オープン病院(内科、外科、救急科、麻酔科)
- 仙台徳洲会病院(救急科)
- 岡部医院仙台 (地域医療)
- 照井在宅緩和クリニック(地域医療)
- 仙台往診クリニック (地域医療)
- 石巻市立病院(一般外来、地域医療)
- 登米市立登米市民病院(内科、外科、救急科、一般外来、地域医療)
- 南三陸病院(一般外来、地域医療)
- 岡部医院 (地域医療)
- 公立刈田綜合病院 (一般外来)
- 登米市立上沼診療所(一般外来、地域医療)
- 登米市立米谷病院(一般外来、地域医療)
- 登米市立豊里病院(一般外来、地域医療)
- 塩竈市立病院(一般外来、地域医療)
- 女川町地域医療センター(一般外来、地域医療)
- 栗原市立栗駒病院(地域医療)
- 宮城利府掖済会病院(一般外来、地域医療)
- 涌谷町国民健康保険病院(一般外来、地域医療)
- 福島県立医科大学附属病院(救急科)
指導体制
大学病院でありながら、研修医数は他の大学病院と比較して少人数のため、研修医一人あたりの経験すべき症例数は十分にあり、豊富な指導医による手厚いフォローのもとで、早い段階から手技を経験できるなど、非常に濃密な研修ができます。
また、各診療科に卒後教育担当者を置き、定期的に教育担当者会議を開催して情報共有を行っており、病院全体で研修医を育てる環境が整っています。
日常の指導においては、上級医や指導医がマンツーマンに近い形で直接指導することで着実にスキルを向上させることができます。
研修評価
オンライン卒後臨床研修評価システム(EPOC)及び研修評価表を用いた自己評価、および指導医とコメディカルスタッフによる360度評価を行っています。
研修医は、EPOCにより各診療科・施設での研修修了の都度、自己評価を行います。指導医は随時研修の進歩状況を把握・評価を行い、各研修医が修了基準に不足している部分を再度、研修できるように配慮していきます。
また、指導医評価を研修医にフィードバックし、研修医・指導医間で情報共有することで、より効果的な研修へとつなげていきます。
2016年度から日本医療教育プログラム推進機構が実施する「基本的臨床能力評価試験」にも参加し、研修医のスキルアップに役立てています。
プログラム修了の認定
研修終了時に研修管理委員会がEPOC、レポート等の総合的な評価を行い、各研修医の研修認定の可否について審査します。
評価は経験目標の達成度の評価、臨床医としての適性の評価に分かれており、両者の基準が満たされた時に修了とします。
病院長は研修を修了したと認定された研修医に対して、病院長名で臨床研修修了認定証を授与します。
臨床研修プログラム等の公表について
医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の施行について(令和2年3月30日付医政発0330第40号)により、
公表いたします。
・様式10 年次報告、研修プログラム変更・新設届出書
・様式10別紙1 研修管理委員会名簿と開催回数
・様式10別紙2 診療科ごとの患者数・研修医数
・様式10別紙3 研修プログラム概要プログラムA(標準コース)
・様式10別紙3 研修プログラム概要プログラムB(地域たすき掛けコース)
・様式10別紙3 研修プログラム概要プログラムC(小児産婦人科コース)
・様式10別紙4 指導医名簿
・別表 病院群の構成等
・令和3年度開始 臨床研修プログラム