病院長・センター長メッセージ

病院長メッセージ

佐藤 賢一

東北医科薬科大学病院 病院長
佐藤 賢一

ともに学び、そして東北地方の医療を支えていきましょう!

 当院が大学病院としてスタートを切ってから10年目となります。本年4月には本学を卒業した四期生が医師として羽ばたき、一期生、二期生、三期生とともに地域医療に貢献しています。大学病院となってから病床数が466床から600床へと増床されるとともに、標榜診療科も21科から33科、最新式の医療機器も増設され、80名ほどであった医師数も300名を超えるようになりました。大学病院としての高度な医療提供を行う土台が確固たるものになっています。数名しかいなかった臨床研修医も本年度は31名、専攻医は66名に増えています。病院内には診療実習を行う医学部学生も含め若い活力がみなぎっています。
 本学医学部は東北地方の医療を支えるという使命を持って設置されたことから、卒業生が地域医療で戦力となることを主眼とした教育が行われています。その実習の場でもある本院は高度な医療を提供するとともに、一般的な疾患を数多く診療していることが特徴です。従って、当院での研修は幅広い症例が経験できるとともに、約150名の指導医がいることから、偏りのない指導を受けることができます。若い医師が数多く在籍していることから、働きやすく学びやすい環境です。当院で一緒に働き、東北地方の医療を支えていきませんか。

センター長メッセージ

廣田 衛久

卒後研修支援センター長
廣田 衛久

思いやりの心を持った医師をめざそう

 2016年に医学部が開設されてから10年目となりました。本学を卒業した一期生、二期生が専攻医として母校の大学病院に戻ってきており、彼らを中心とした若いスタッフの多い、活気に溢れた病院となっています。研修医の皆さんには比較的年が近く相談しやすい上級医に恵まれた環境のもと、診療チームの一員として臨床能力を磨きつつ、医療人としての基盤を臨床研修の2年間で築き上げて頂きたいと思います。
 当院は「真心を尽くし思いやりの心で務める」を理念として掲げています。常に冷静さを保ち患者さんのことを第一に考え、患者さんに寄り添い、最善を尽くす“patient first”の精神を持ち続けることが、医師として最も重要で忘れてはいけないことであり、大切な心構えであると考えています。
 当院は新専門医制度下で、基幹病院として現在15の専門研修プログラムを持ち、臨床研修後の専門研修、さらにはその後のサブスペシャリティ領域へとシームレスにキャリアパスを形成していくことができます。また、令和5年度より大学院も設置され学位取得も可能となりました。専門医や学位を取得後、そのままスタッフとして当院でご活躍頂くこともできます。卒後研修支援センターでは研修医の皆さんが最適な道に進めるよう支援していきたいと思っています。
 東北医科薬科大学は【地域医療に貢献できる医師の養成】を使命として誕生した大学であり、臨床研修に関しても、その使命は貫かれております。東北の地域医療に貢献する意欲に満ちた、多くの方々の応募をお待ちしております。