専攻医メッセージ

  • 内科専攻医(ホスト科:消化器内科)

    大沼 創 Sou Onuma

    岩手医科大学卒

     私は、初期研修医として当院へ入職し、2年間の初期研修の後、引き続き当院にて内科専門プログラムで研修を行っています。当院を選択した最大の理由は、内科・外科を問わず全ての診療科が揃っており、様々な症例を経験できるためです。また、初期研修の際に各科の医師やコメディカルスタッフと関わり、顔見知りのスタッフも増えましたので、困ったことがあればすぐに相談できる点も心強いと感じます。
     私が所属している消化器内科では、上下部内視鏡検査はもちろんのこと、EMR、ESD、EUS、ERCP等の様々な手技を経験でき、症例数も豊富です。2022年現在は、医局員17名と専攻医5名の計22名(若林病院含)で、科内の雰囲気はとても明るいです。楽しく充実した毎日を過ごしながら、専門医取得に向けて日々知識を深め診療にあたっています。
     とても働きやすい環境ですので、ぜひ一度見学にいらしてください。お待ちしております。

  • 外科専攻医(ホスト科:心臓血管外科)

    海賀 俊征 Toshiyuki Kaiga

    東北医科薬科大学卒

     大学卒業後は一度母校を離れ、岩手県の市中病院で初期研修をしていました。2024年の4月より心臓血管外科教室の一員となり、当院の外科研修プログラムで現在修練中です。心臓血管外科では日常の診療業務、術後のICU管理、ペースメーカの電池交換などの手術の執刀を行っています。何もできないことに落ち込むことはありますが、川本教授をはじめ、在学時より変わらない諸先生方に支えられて日々奮闘する毎日です。
     当院は大学病院としての歴史は浅く、前身の市中病院だった頃の色もまだまだ残っています。外科では虫垂切除術や胆嚢摘出術も多く、若手に執刀機会が多くあるのも他の大学病院と異なる点だと思います。外科医としてキャリアをたくさん積みたいと考えている方には最高の環境だと思います。
     今後卒業生として当院の発展に寄与できるよう精進していくと同時に、志を同じくする先生方と一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。

  • 精神科専攻医

    毛塚 大 Dai Kezuka

    金沢大学卒、東北大学大学院修了

     当科専攻医プログラムの特徴の一つは「発展途上」であることです。2022年4月に私を含む3名が当科初の専攻医として入局し、先例が存在しない中で「自分たち自身でプログラムを作り上げていく」という貴重な体験をしています。
     私自身は初期研修の後、基礎系の大学院を経て入局しました。現在は臨床業務のかたわら学内外に申請書を提出し、責任者の一人として実験を立ち上げています。このような自由が許されるのも「発展途上」のためと思っています。
     また「大学病院と市中病院の間」という謳い文句は当科にも当てはまり、統合失調症や気分障害などの一般的な疾患から、児童思春期、依存症、症状性精神病などの専門性の高い疾患まで精神科のほとんどの症例を経験できます。診療科間の垣根も低く、コメディカルの方々も親しみやすい方ばかりで、望ましい職場環境だと感じています。
     新しい環境で一緒に当科を「発展」させてくれる先生をお待ちしております。

  • 皮膚科専攻医

    菱沼 有紀 Yuki Hishinuma

    山形大学卒

     私は、後期研修から当院に入職し、皮膚科の研修プログラムに沿って働いております。
     当科の特徴としてはまず指導医の先生方とも距離が近く、とても相談しやすい環境であることです。さらに関連病院も近隣に留まっており、仙台市の自宅から通勤することができます。また、大学病院としても生物学的製剤使用が盛んで、最先端の皮膚疾患の治療に取り組むことができます。科長も常に医局員を気にかけてくださり、女性としても働きやすい環境にあります。駆け足になってしまいましたが、この他にも当院の皮膚科ならではのさまざまな特徴があります。よろしかったら是非見学にいらしてください!

  • 総合診療専攻医

    酒井 雄太 Yuta Sakai

    東北医科薬科大学卒

     大学から初期研修、当院総合診療専門研修プログラムと大学からそのまま当院に所属しています。将来の地域医療での活躍を目指しながら、研修に励んでおります。
     当院の研修ではプライマリな疾患から希少な疾患まで幅広く経験することができるため、地域医療へ向けた準備をするために恵まれた環境だと思います。当院総合診療科の研修では複雑な病態の患者様の診断や治療方針等についてしっかりと考えながら診療できるため、臨床に対する考え方をより深めることができます。振り返りの会なども設けていただき、研修を修了するためにはどうすればいいかなど一緒に考えていただいているため、相談できる場面も多いです。
     指導医の先生方には仕事だけでなく私生活面も尊重していただけるので、ゆとりを持った働き方ができると思います。
     共に研修できる仲間が増えることを楽しみにしています。