東北医科薬科大学病院として
平成28(2016)年4月、東北医科薬科大学病院としての新たなスタート

東北薬科大学病院は平成28(2016)年4月、東北医科薬科大学病院に名称変更いたしました。前身である東北厚生年金病院の頃より地域の総合病院として皆様の健康をサポートしてまいりましたが、今後は大学病院としてより高度な医療や研究にも力を注いでまいります。
また、平成30(2018)年4月からは東北医科薬科大学医学部福室キャンパスとして、学生の教育と研究を開始いたします。日本では37年ぶりとなる医学部の新設はこの東北の地に根付く医師を育成することを目的としています。東北各地の医師不足は東日本大震災をきっかけにさらに深刻なものとなりました。東北医科薬科大学はこの問題に対処すべく東北6県の地域病院と連携しながら、医師の育成に取り組んでまいります。
地域医療にたずさわるために、医師はその地域を理解し、チームで治療を進めていくことが重要です。そのためには学生時代にコミュニケーション能力を養い、体験学習や臨床実習を通じて、様々な視点から総合的に病気をとらえることのできる医師の育成が必要となります。当院は大学と連携して、医師、看護師、薬剤師の垣根にとらわれず学生教育に打ち込んで参ります。
地域、そして患者さんからの温かいご支援とご指導をいただけますことを心より願っております。
